雑誌「ダヴィンチ」にてブックオブザイヤーが発表になったのでそれについてと、私的な今年の当たり本を箇条書きします。
まずダヴィンチのブックオブザイヤーについて。
総合ランキング。
村上春樹が一番なのは仕方がない。
2位の沖方丁もアニメ化とかで色々今年一年話題でしたね。この「天地明察」もずっと平積みで売られていた気がします。
3位のワンピースも今年はすごい勢いで盛り返してきた。ずーっとコンスタントに人気はあったけど最近になって展開が熱くなったのもあって一気に火がついた感じ。ゲーセンの景品なんかでも圧倒的にワンピース系のが増えた。
7位のハガレンは完結のときガンガンが売り切れたんだし入ってしかるべき、という気がする。
8位の「死ねばいいのに」は京極さんの本なのに良心的な厚さだったので私も思わず買ってしまったんですが、とにかくタイトルが印象的ですよね。
これは「編集部が選ぶプラチナ本オブザイヤー」にも選ばれています。
タイトルで思わず買ってしまっても失敗しない本でした。
13位に去年に引き続いて「聖☆おにいさん」がランクイン。
やっぱりこれは未だに人気が伸び続けてると思う。
一巻ま出た時点で相当だったもんなぁ……。
それから大半を小説が占める中、料理本「体脂肪計タニタの社員食堂」が19位に入っている事実!!
実はこれ、私も凄くお世話になっている料理本で、最近続編が出たのでそれも買ってしまいました^^;
ダイエットの為というよりも、料理がしたくて買った本です。
レシピはシンプルなのに材料の使いまわし索引がついてたり、そのページにも「余った食材はこうすると無駄なく使える」というワンポイントアドバイスが書いてあったりして、「余った食材でついでにも一品作ろう」となって、必然的におかずが増える。
それでついでにカロリーも抑えられるというのでとっても重宝しています。
32位に米澤穂信さんの「二人の距離の概算」がランクインしてて嬉しかった。
古典部シリーズ、好きなんです。
ジャンル別ランキングでは恋愛小説部門に中田永一の「吉祥寺の朝比奈くん」が12位にランクイン。
中田永一については
ここで語っているので参考にどうぞ。
作家別ランキングでは西尾維新も常連になってきましたね。
米澤穂信さんも中盤の順位に入ってきて嬉しい限り。
漫画家別では尾田栄一郎さんが2位に倍以上の差をつけての1位。女性漫画家の方は1位と2位の差は10程度だからこれは凄いことだと思う。
女性漫画家の中で中村光さんは8位。
高橋留美子さんは12位。
しかしこの人、絵柄がほとんど変わらないよね。新連載読みながらホントに思う。
らんまは読んでたけど犬夜叉はほとんど読んでなくて、新連載を最初から買い始めたんだけど、絵柄とか違和感なく読めました。
ではこっから私的ベスト本を箇条書きにしていきます。
・アリスとの決別/山本弘
・僕のエア/滝本竜彦
・万能鑑定士Qシリーズ/松岡圭祐
・イグナードのぼうけん/乙一
・
さんすくみ/絹田村子
・ドリフターズ/平野耕太
・コインランドリーの女/清原紘
・ハルシオンランチ/沙村広明
・乱と灰色の世界/入江亜季
・ドントクライ、ガール/ヤマシタトモコ
作家・漫画家
・青桐ナツ(
flat)
・ヤマシタトモコ(上記、及びHER etc...)
・藍本松(保健室の死神)
・東川篤哉(
謎解きはディナーの後で)
こういった感じだろうか…。
小説家さんはあまり開拓してない一年であることがよく分かった←
好きな作家を買いあさって読んでたんだろう……。
またヤマシタさんについても語りたい…。
一番は「ドントクライ、ガール」かなぁ。
読者を選ぶと思うけどかなり面白い。
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