創作ブログを設置していたら力尽きて色々書いてませんでしたが、とりあえず
前回予告していた「五右衛門ロック」について語っときます。
思わずスペシャルエディションを購入。
特定映像とか副音声とかにやにやしながら見てました。
完全に怪しい人でした。覚えてませんが多分奇声もあげていました。
端的にいえば石川五右衛門の話なんだけど。
五右衛門と言えば十三代目が真っ先に出てくるような脳味噌の私ですが、初代が天下の大泥棒だったことくらい知っています。
「泥棒」が題材ってこともあって、話の筋はやっぱり王道というかルパンチックな流れになるんですよね。
泥棒依頼→断れない→現地に飛んでみたらなんかお宝に秘密があるっぽい→他勢力出てきて大騒ぎ、みたいな。
真砂のお竜は不二子ちゃん、左門字はとっつぁんみたいな感じ。
話の筋はそんなもんなんだけど、やっぱ色々凄い。
演奏は生でバンドが弾いてるし、北大路さんは微動だにしないくせにとんでもない威圧感出しまくってるし、そんなことより川平慈英の胡散臭い外人っぷりがハマりすぎてるしで始終面白すぎた。
あとOPの舞台装置も凄かった。
でっかい板を大勢で左右から運んで舞台を往復して、その間を役者が行ったり来たりすることで慌ただしさを演出するんだけど、これも団員があれだけいるから出来る技だとつくづく思う。
素人にはできない演出だよなぁ、あたりまえだけど。
その辺をどうするかが、人数いない素人演劇の腕の見せどころでまた頑張り甲斐があるから置いておこう。
そのOP終わった後の「五右衛門ロック」歌うシーンではやっぱりお竜さんかっこよすぎます。
声とか衣装とか。
ていうかお竜さんはこの劇の中で結構衣装が変わるんだけど、全部セクシー且つかっこいい。
この劇のお色気担当。ま、不二子ちゃんポジションだと思うから当然かもしれない。
左門字こと江口洋介氏はまたいい味出してるんだよなぁ。
五右衛門を捕まえることこそ我が宿命!五右衛門こそ我がライバル!みたいな感じで張り切って空回る感じが実にいい。
江口さんがやるからここまでいいキャラになるんじゃなかろうか。
相変わらず殺陣はカッコイイし、今回ロック歌ってる冠さんのシャウトもかっこよすぎだしなんかもう、たぎる!!
そのくせギャグパートはしっかり笑わせてくるし、シリアスパートは魅せてくるしでもうやっぱ新感線すごいな!!
個人的に五右衛門が誰かに変装して、変装解除した後の仮面とかが最高だった。
あとラストシーンで五右衛門の船を追いかけてくる、左門字がたらいに乗ってるんだけど、江口さんがキャスター付きのたらいの中で必死に足を動かしてる姿がなんとも可愛くて和んだ(*´∀`)
あとこれは副音声のネタなんだけど、本編で北大路欣也さんが「そうだ塩だ!」って言いながら突然現れるシーンがあって、古田新太さんが「家で調味料探してるときにこの台詞言いながら北大路さんが登場しそうで怖い」って言ってて爆笑した。
確かに出てきそう。それくらいいい声である。
「これ、砂糖…?あ、塩k「そうだ塩だ!!」き、北大路さん…!!」みたいな。食い気味に来そう。
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